経営計画

[MANAGEMENT PLAN]

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経営の道しるべ「経営計画」で未来をつくる

経営者の皆さまへ

毎日、目の前の仕事に追われていませんか。

将来のことをじっくり考える暇がないと、多くの経営者が感じています。売上は順調でも、このままで本当に大丈夫かと漠然とした不安を抱いているかもしれません。

そう感じているなら、このコラムを最後まで読んでみてください。私たちは、東京、神奈川、千葉、埼玉といった首都圏で奮闘する中小企業経営者を、専門家として支える税理士法人 アクシアです。
税理士は税金の計算や申告だけを行う人だというイメージがあるかもしれません。しかし、私たちは皆さんの会社の未来を一緒に描き、それを実現するためのパートナーだと考えています。

このコラムでは、会社の未来を大きく左右する「経営計画」について、皆さんの視点に立ち、具体的な方法を分かりやすく解説します。

第1章 : なぜ経営計画は大切なのでしょうか?

「小さな会社に経営計画は不要ではないか」。
そう考える経営者も少なくありません。しかし、会社を成長させて安定した経営を続けるには、規模にかかわらず経営計画は欠かせません。

経営計画は、会社の未来の地図です。目的地(目標)を決め、そこにたどり着くまでの道筋(戦略)を示すものです。地図がないまま航海に出たら、風まかせに進むばかりで、いつか目的地を見失う可能性があります。
経営計画がない会社は、日々の出来事や急な要望に対応するばかりです。創業時の目標や理想から遠ざかる事態も起こりえます。経営計画を立てれば、会社の目指す姿が明確になります。

この章では、経営計画を立てるメリットについて詳しく説明します。

1.1. 会社の現状と目標を明確にする

経営計画を立てる最初のステップは、会社の現状を客観的に見つめなおすことです。売上が順調に伸びていても、実は利益率が下がっているといった事態も起こりえます。
資金繰りが厳しいと感じていても、実は無駄な経費が多いだけで、改善の余地が十分にあるかもしれません。

私たちは、皆さんの会社の財務諸表や営業成績など、さまざまなデータをもとに現状を分析します。この分析によって、漠然とした不安が解消され、取り組むべき課題が浮かび上がります。

次に「将来どんな会社にしたいか」という会社の目標を描きましょう。売上を伸ばしたい、社員が働きやすい会社にしたい、地域に貢献する事業を始めたいなど、具体的な数字や期限を盛り込みます。この現状と目標のギャップを埋めるための行動を計画します。

1.2. 社員の意欲を高め組織力を強化する

経営計画は、経営者だけが知るものではありません。社員全員で共有すると、大きな力を発揮します。

会社がどこへ向かっていて、自分の仕事がどのように会社の成長につながるかが分かれば、社員は仕事にやりがいを感じます。主体的に業務に取り組むようになるでしょう。
「今期の売上目標達成が、社員の給与アップにつながる」ということが明確になれば、社員は目標達成のために熱心に働くはずです。経営計画の共有によって、部署間の連携もスムーズになります。

社員一人ひとりが会社の地図を共有すれば、組織全体に一体感が生まれます。これにより会社の生産性が飛躍的に向上します。

1.3. 金融機関から信用を得て融資を円滑にする

資金繰りは、中小企業経営者にとって最大の課題です。新規事業を立ち上げる資金が足りない、急な資金需要があるといった悩みがあるかもしれません。

経営計画は、金融機関とのやりとりでも大切です。金融機関は、お金を貸してほしいという要望だけでなく、資金をどう使い、どう事業を成長させるかという具体的な計画を求めます。
説得力のある経営計画は、金融機関に安心感をもたらします。計画通りに会社が成長し、返済してくれるという信頼を得られるでしょう。これは円滑な資金調達につながります。

私たちは、金融機関にも納得してもらえる、実現性の高い経営計画の作成をサポートします。

第2章:経営計画は「ただの書類」ではありません

「計画を立てても、世の中の状況は変わるし、計画通りにいかないのでは」。そう考える方もいるでしょう。

確かに計画通りに進むことは稀です。しかし、経営計画は単なる将来の予測ではないのです。計画と実績のズレを分析し、次の一手を打つための道しるべとなります。
この章では、経営計画を「生き物」として捉え、目標達成に向けて行動を続けることの大切さについて説明します。

2.1. 計画と実行、評価と改善を繰り返す

経営計画は、一度作って終わりではありません。私たちは皆さんと一緒に、計画と実行、評価と改善を繰り返していきます。

  • 計画(プラン) : 将来の目標を設定し、それを達成するための行動計画を立てます。
  • 実行(ドゥ) : 計画をもとに日々の経営活動を行います。
  • 評価(チェック) : 定期的に計画と実績を比較し、ズレの原因を分析します。
  • 改善(アクション) : 分析結果に基づき、次の行動や計画を見直します。

例えば、今月の売上が計画を下回ったとします。
その原因を「競合他社のキャンペーンのせいだ」「商品の魅力が十分に伝わっていない」などと分析します。
そして、対抗策として「独自のサービスを付加する」「商品の見せ方を変える」といった改善策を立てます。
このように経営計画をもとに改善を続けると、変化にも柔軟に対応でき、より良い経営判断ができるようになります。

2.2. 計画と実績を管理する大切さ

「計画と実績の管理」とは、予算(計画)と実績を比較し、その違いを分析することです。

これは、経営計画を「ただの書類」にしないために大切なことです。
私たちは、皆さんの会社の計画と実績を毎月、一緒に確認します。

「売上は順調でも、経費が増えすぎている」
「人件費が増えた原因は、残業代の増加だ。業務を効率化する必要がある」

といった気づきを得られます。

計画と実績を管理すると、先んじて対策を講じることができ、問題が大きくなるのを防げます。これは会社の健全な経営を維持するための、早期発見の仕組みです。

第3章: 経営計画は、何から始めたらいいのでしょうか?

「経営計画の重要性は分かったが、何から手をつければいいのか」。そう悩んでいる人もいるでしょう。

安心してください。私たち税理士法人 アクシアは、皆さんと一緒に会社の未来を考えるパートナーです。
私たちは国から「経営革新等支援機関」として認定されています。これは中小企業庁が定める専門的な知識や実務経験がある専門家として、国に認められている証拠です。安心して経営の相談をしてください。

この章では、私たちが皆さんの経営計画づくりをどう支援するか、その手順を説明します。

3.1.現状を分析し会社の「健康診断」をする

まずは、皆さんの会社の現状を客観的な数字で見えるようにします。
私たちは、皆さんの財務諸表を分析し、会社の強みと弱みを探ります。

  • 収益性 : 売上や利益率は同業他社と比べてどうか。
  • 安全性 : 借入金の状況や資金繰りは健全か。
  • 生産性 : 社員一人あたりの売上や利益はどのくらいか。

これらのデータをもとに、皆さんと一緒に会社の「健康状態」を確認します。難しい専門用語は使いません。グラフや図を用いて分かりやすく説明します。この分析によって、漠然とした不安や課題が明確になり、次の一歩を踏み出すことができます。

3.2. 実現可能な「ゴール」を明確に設定する

現状分析の結果をもとに、皆さんと一緒に「達成可能な目標」を設定します。
「売上を倍にする」といった漠然とした目標ではなく、具体的な数字と期限を盛り込みます。

  • 売上目標 : 「3年後に売上を〇〇万円まで伸ばす」
  • 利益目標 : 「来期は利益率を〇〇%に改善する」
  • 新規事業目標 : 「〇〇という新サービスを〇〇年〇〇月までに開始する」

私たちは、皆さんの会社の状況や事業内容を考慮し、無理のない目標を設定できるよう助言します。
目標設定の段階で、皆さんの意欲も高まり、計画達成への意欲が湧きあがってくるでしょう。

3.3. 行動計画を作成し目標達成への道筋を描く

目標が決まったら、それを達成するための具体的な行動計画を作成します。 「誰が」「いつまでに」「何をやるか」を明確にすることで、計画が「ただの理想」で終わることを防ぎます。

  • 新規顧客獲得 : 「SNS広告を始める。担当はAさん、期限は〇〇月末」
  • 既存顧客維持 : 「既存顧客向けキャンペーンを企画する。担当はBさん、期限は〇〇月末」
  • 経費削減 : 「オフィスの電気料金プランを見直す。担当はCさん、期限は〇〇月末」

私たちは、皆さんの事業に合わせた、実行可能な行動計画を一緒に考えます。また、計画の進み具合を定期的に確認し、必要に応じて軌道修正を促します。

第4章:資金繰りや融資の相談もお任せください

中小企業経営者が特に悩むのが「資金繰り」です。

「売上は上がっているのに、手元の現金がない」
「急な設備投資が必要だが、銀行からお金を借りられるか不安だ」。


そんな悩みを抱えている人もいるでしょう。
こうした資金繰りに関する悩みも、経営革新等支援機関である私たちに相談してください。

4.1. 資金繰り表の作成を支援する

資金繰り表は、会社の現金の流れを把握する重要な道具です。

「いつ、どのくらいの現金が入ってきて、いつ、どのくらいの現金が出ていくのか」
を可視化します。これにより、将来の資金ショートを未然に防ぐことができます。

私たちは、皆さんの事業や取引先の特徴に合わせて、最適な資金繰り表づくりを支援します。作成するだけでなく、それを経営にどう活かすべきか、分かりやすく説明します。

4.2. 金融機関と連携して融資の成功を高める

私たちは、日々中小企業への融資に関わる金融機関の担当者との連携を大切にしています。

金融機関の担当者は、融資先の会社の健全な経営を願っています。私たちのような専門家が作成した、実現性の高い経営計画は、金融機関にとっても安心して融資を検討できる重要な資料になります。
「融資を受けたいが、銀行にどう説明すれば良いか分からない」「事業計画書の書き方が分からない」。そのような悩みがある人も相談してください。

私たちは、皆さんの事業の将来性を客観的な数字をもとに金融機関に納得してもらえる形でまとめます。これにより、融資が成功する可能性が高まります。

4.3. 補助金や助成金の申請を支援する

国や自治体は、中小企業を支えるために、さまざまな補助金や助成金を用意しています。

「新しいITツールを導入したいが、費用がかかる」
「社員の教育研修を充実させたいが、お金が…」

といった悩みがあるかもしれません。

補助金や助成金には多くの種類があり、申請の手続きも複雑です。どこから手をつければよいか分からない人も多いことでしょう。

私たちは、専門家として、皆さんの事業計画に合った補助金や助成金をご提案します。特に、経営計画の策定やITツールの導入など、私たちが支援可能な分野の補助金や助成金について、申請手続きのお手伝いをしています。
すべての補助金や助成金に対応できるわけではありませんが、私たちが関われる範囲で、皆さんの負担が軽くなるようサポートします。まずはお気軽に相談してみてください。

第5章 : 経営者一人ひとりに寄り添う支援

「経営計画は重要だというが、自分の会社に合わせてくれるか」
「専門家に相談しても、一般的な話ばかりで、具体的な助言をもらえないのでは」。


そんな不安があるかもしれません。
私たちは、画一的な支援ではなく、皆さんの会社の状況や経営者の思いに寄り添う「オーダーメイド」の支援を心がけています。

5.1. 会社の成長段階に合わせた支援

会社には、創業期、成長期、安定期、そして事業承継期といった、様々な段階があります。

  • 創業期 : 事業計画書の作成、資金調達、会計システムの導入など、会社を立ち上げるための土台づくりを支援します。
  • 成長期 : 経営計画の策定、計画と実績の管理、組織の整備など、会社の成長を加速させる支援を行います。
  • 安定期 : さらなる事業拡大のための戦略策定、コスト削減、新規事業の立ち上げなど、次のステップへ進む支援をします。
  • 事業承継期 : 後継者への円滑な引き継ぎ、M&Aなど、将来を見据えた解決策を提案します。

私たちは、皆さんの会社の成長段階に合わせて、必要な支援を柔軟に提供します。

5.2. 経営者の想いを大切にする

経営計画は、ただの数字の集まりではありません。
そこには、皆さんの「会社をどうしたいか」「社会にどう貢献したいか」といった熱い想いが込められているはずです。s

私たちは、皆さんの想いをしっかりと受け止め、それを経営計画という形にしていきます。一緒に未来を語り合い、時には一緒に悩み、皆さんの想いを実現するための最適な道を一緒に探していきます。

税理士は、皆さんの会社にとって一番身近な専門家で、信頼できる相談相手です。私たちは、皆さんがどんな小さなことでも気軽に相談できる存在になりたいと強く願っています。

第6章:経営計画の種類を理解しよう

経営計画と一口に言っても、その種類はさまざまです。目的や期間によって使い分けることで、より効果的な経営ができます。

6.1. 長期経営計画(5年~10年)

長期経営計画は、会社の将来像や目指す姿を明確にするためのものです。

会社をどんな姿にしたいか、どんな価値を社会に提供したいかといった、漠然とした夢を具体的なビジョンに落とし込みます。
この計画では、数値目標よりも、会社のミッション(使命)、ビジョン(目指す姿)、バリュー(価値観)を定義することが大切です。これにより、社員が日々の業務に取り組む際の羅針盤になります。長期計画は、会社の存在意義そのものを見つめなおす良い機会になるでしょう。

6.2. 中期経営計画(3年~5年)

中期経営計画は、長期計画の達成に向けた具体的な戦略や数値目標を立てるものです。

市場の動向や競合の状況を分析し、どの事業に注力するか、どのような強みで勝負するかといった戦略を立てます。
売上目標、利益目標、市場シェア目標など、具体的な数値を設定します。また、新規事業の立ち上げや、新しい設備の導入といった大きな投資計画もこの段階で検討します。中期計画は、会社の成長を加速させるためのロードマップです。

6.3. 短期経営計画(1年)

短期経営計画は、中期計画を達成するための、より具体的な行動計画や予算です。

月ごとの売上目標や経費予算、個別のプロジェクトのスケジュールなどを詳細に立てます。
短期計画は、社員一人ひとりの日々の業務に直結するものです。誰が、いつまでに、何をやるかが明確になるため、目標達成に向けた行動が加速します。私たちは、この短期計画の策定と、計画と実績を管理する「予実管理」を支援します。

第7章 : 経営計画の策定プロセスをさらに詳しく

私たちは、単に数字をまとめるだけでなく、皆さんと一緒に以下のプロセスを経て、実行可能な経営計画を策定します。

7.1.環境分析(SWOT分析)

私たちは、会社の現状を外部環境と内部環境に分けて分析します。

  • 強み(Strengths) : 他社にはない技術力や、熟練した社員のノウハウなど、会社が持っている強みです。
  • 弱み(Weaknesses) : 人材不足や資金繰りの課題、非効率な業務プロセスなど、改善が必要な点です。
  • 機会(Opportunities) : 新しい市場の出現や、法改正による追い風など、会社の成長につながる外部のチャンスです。
  • 脅威(Threats) : 競合の激化や、原材料価格の高騰など、会社の経営を脅かす外部の要因です。

この分析によって、皆さんの会社がこれからどう進むべきか、具体的な方向性を見つけ出します。

7.2.マーケティング戦略の策定

経営計画の目標を達成するためには、効果的なマーケティング戦略が不可欠です。

  • ターゲット顧客の設定 : どんな人に、どんなサービスを提供するのか。皆さんの事業の顧客像を明確にします。
  • 提供する価値 : なぜ、顧客が皆さんの会社の商品やサービスを選ぶのか。他社との違いを言語化します。
  • プロモーション計画 : SNS広告、ウェブサイト、チラシなど、どのように顧客に情報を届けるかを計画します。

私たちは、皆さんの事業の強みを活かした、実践的なマーケティング戦略づくりを支援します。

第8章:専門家との連携体制

経営には、税務や会計の知識だけでなく、幅広い専門知識が必要です。私たちは、皆さんの多様な悩みに応えるため、各分野の専門家と連携しています。一つの窓口で、様々な課題を解決できる体制を整えています。

  • 弁護士 : 事業承継やM&A、契約書の確認といった法的な問題は、弁護士と連携してサポートします。トラブルを未然に防ぎ、安心して経営できるよう支援します。
  • 社会保険労務士 : 就業規則の作成や、労働問題、助成金の申請手続きなどは、社会保険労務士と連携して対応します。
  • 中小企業診断士 : より専門的な事業戦略や組織改善が必要な場合は、中小企業診断士と連携し、皆さんのビジネスを総合的にサポートします。

私たちは、皆さんの会社の状況に応じて、最適な専門家とチームを組み、課題解決に当たります。

第9章:経営相談Q&A

中小企業経営者の皆さまからよくいただくご相談に、税理士の視点でお答えします。

Q1. 今の顧問税理士に不満があります。相談しても良いですか?
はい、もちろんです。 顧問税理士を変えることは、経営者にとって大きな決断です。私たちは、皆さんが抱えている不満や課題を丁寧に伺い、皆さんのビジネスをより良くするためのご提案をします。税理士の変更を検討している段階でも、お気軽にご相談ください。
Q2. 経営計画は、法律で定められたものではないですよね?なぜ必要なのですか?
経営計画は、会社の成長を加速させるための道しるべです。 法律上の義務はありませんが、経営計画は、会社の羅針盤として機能します。目標を明確にし、社員のやる気を引き出し、金融機関からの信用を得るために不可欠です。行き当たりばったりの経営から卒業し、将来を見据えた経営をするために、経営計画は大きな力になります。
Q3. 売上を伸ばすための具体的なアドバイスがほしいのですが…。
>はい、経営計画の策定を通じて具体的なアドバイスをします。 売上を伸ばすためには、まず会社の現状と市場の状況を客観的に把握することが大切です。私たちは、環境分析やマーケティング戦略の策定を通じて、皆さんの会社の強みを活かした売上アップの方法を一緒に考えます。単なる税務相談だけでなく、経営全般のパートナーとして、皆さんのビジネスをサポートします。

まとめ

経営計画は、皆さんの会社を成長させ、安定させるための大切な羅針盤です。

  • 会社の未来を見えるようにし、目標を明確にする。
  • 社員の意欲を高めて、チームを強くする。
  • 金融機関から信頼を得て、円滑な資金調達につなげる。
  • 事業の現状を正しく把握し、迅速な経営判断を可能にする。

これらのメリットを得るためにも、経営計画づくりに挑戦してみませんか。

最後に、皆さんの会社の羅針盤はどこにありますか?

経営に不安を感じているなら、まずはお気軽に相談してください。漠然とした不安を一緒に解消し、未来への一歩を踏み出すお手伝いをします。
私たちは、皆さんの会社の未来を、皆さんと一緒に描くことを楽しみにしています。